女木島名画座上映会 <香川県・女木島>
女木島
女木島は高松港からフェリーで20分の位置にあり、2010年から瀬戸内海の島々を舞台に3年に一度開催されている"瀬戸内国際芸術祭"の会場としても親しまれています。
女木島名画座
瀬戸内国際芸術祭2016にて、【ISLAND THEATRE MEGI「女木島名画座」】という映画館をモチーフにした作品が、アーティスト"依田洋一朗"によって女木島の集落の中に誕生しました。
使われていない倉庫を活用した、シアター仕立ての絵画と映像によるインスタレーションを体験できます。赤い絨毯の客席に進むと壁面やプロセニアムに装飾が施され、壁画も作者自らペインティング、ロビーでは映画スターのプロマイドや絵画などを展示されていて、マンハッタンの古いシアターの記憶を凝縮したような作品をお楽しみいただけます。
名画座上映会
女木島名画座では1年に3回(春・夏・秋)、「女木島名画座上映会」というイベントを開催しています。
案内人を務めるのは、北川フラム氏。「海の復権」を掲げ、「爺さま婆さまの笑顔を見よう!」をキャッチフレーズに開催されている「瀬戸内国際芸術祭」の総合ディレクターです。
イベントは北川フラム氏の解説付き映画鑑賞に加えて、"大竹伸朗"の「女根/めこん」というアート作品のナイトプログラム鑑賞、「レストラン イアラ 女木島」でイベントのためだけに作られた特別なディナーを楽しめます。そして最後は夜景を見ながらチャーター船で高松港に帰る、贅沢な大人のイベントです。
<映画>
上映作品は回ごとにさまざまです。案内人"北川フラム氏"の選んだ映画が上映されます。
<女根/めこん>
現代美術家"大竹伸朗"の作品「女根/めこん」は休校中の女木小学校の中庭にあります。大きなブイの上にヤシの木がそそり立っています。植物の「根」を主軸に展開する「女根」には、女木島の「女」、「生命力」の象徴としての「根」、そして人々の憩いの場として根付くようにとの願いが込められているそうです。イベントでは普段見られないライトアップした夜の「女根」を鑑賞することができます。
<特別ディナー>
名画座イベント限定の特別ディナーもお楽しみ。過去のイベントでは、女木島の地魚料理UMIYADO「鬼旬(きしゅん)」、小豆島の創作料理「曆(こよみ)」、食をテーマに作品を展開する現代美術家"EAT&ART TARO"など、瀬戸内や芸術祭等で活躍されている人気のシェフたちが腕を振るってくれました。映画の上映作品にまつわる、その日のためだけに考えられたお食事が楽しめます。
<夜景>
帰りはチャーター船に乗って高松の夜景を眺めながら、約15分間の夜のクルーズが楽しめます。
瀬戸内国際芸術祭2019でのイベント開催は、春4/30[火]、夏8/17[土]、秋10/12[土]を予定しています。 随時HPをチェックしてみてください。https://setouchi-artfest.jp/event/