アートな駅前美術館(MIMOCA丸亀市猪熊弦一郎現代美術館|香川県丸亀市)
猪熊弦一郎さんをご存じですか?
香川県にいると、一度は目にするお名前ですよね!
1902年 香川県高松市に生まれ、丸亀市に転居。
「絵を描くには勇気がいる」とよく口にし、90歳でこの世を去るまで、新しいものへ挑戦し続けた洋画家として有名です。
中でも、県民に一番身近な猪熊作品といえば「香川県庁舎東館」の1階ロビーの壁画かと思います。
ちなみにこの壁画は、海外からの評価も非常に高いのをご存じでしたか?
2021年8月、アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズが発行している雑誌「スタイルマガジン」の企画『世界で最も重要な戦後建築25作品』として、「香川県庁舎東館」が日本国内で唯一選出されました。
その際、1階ロビーに設置された、猪熊弦一郎の壁画について「丹下の整然としたデザインに、色と曲線をもたらしている」とし、「丹下氏自身にデザインされたものさえ、この傑作を超えるものはない」と評しています。
ものすごい高評価ですよね...!!!
そんな猪熊の作品が常設展示されているのが、丸亀市にある猪熊弦一郎現代美術館。
とかく外目にも美術館のその存在感が凄い!
メインのアート作品については、是非ご自身で足を運んで、感じていただきたいので。当コラムでは割愛させていただきます...!
ただ一言、感想を述べるのであれば「ボリューム満点!」でした!!
メインの美術作品のほかにも、カスケードプラザと呼ばれる滝とオブジェがある庭園やホール、美術図書館や、カフェなどもありまして。
特に、美術図書館では、なかなかコアな書籍がたくさんあって、とてもテンションが上がりました! ソファの座り心地もホント最高で。あまりにも心地よすぎて、眠っちゃいそう...笑。
さらに、館内カフェ「MIMOCA」さんではおいしいランチをいただくこともできます。
カフェ内では、県産の工芸品、雑貨なども取り扱っているので、お食事の提供まで、あっという間に時間が過ぎちゃいます!
品目多く彩りも良い見目麗しい食事は、味も最高!!
美術館で味わう、至福の時でございました。
そして、この外階段のなんともいえぬ造形美...!
どこを切り取っても、美しいです~!
庭園、カフェ、図書館は、美術館入場料ナシでも利用可能なので。まずは気軽に利用してみるのがオススメ◎。
芸術の秋。アートの季節。
ぜひ、美術館の静かで厳かな雰囲気を楽しんでみませんか。
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コトバスエクスプレスの降車場所となる「JR宇多津駅南口南」からJR予讃線 観音寺行に乗車し約3分「JR丸亀駅」で降車。JR丸亀駅から(130m程度)歩けば、「MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」に到着しますよ。
※詳しい情報は外部サイトをご確認ください。
【MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館】
営業時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
定休日 月曜日(祝日の場合はその直後の平日)、12月25日~12月31日(※展示替のための臨時休館あり)
サイト http://mimoca.org/
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