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瀬戸芸会期外だからこそ、のんびり楽しむ小豆島アート旅(小豆島|香川県小豆郡)

瀬戸内国際芸術祭の春会期も終わり、夏会期は8月5日~9月4日の開催になります。夏会期が始まるまでの今の時期を「会期外」と呼んでいるのですが、そんな芸術祭の「会期外」でも、島とアートを楽しむことができるんです!

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私が考える瀬戸内国際芸術祭の「会期中」と「会期外」のそれぞれのメリットとデメリットをご紹介すると、こんな感じ!


▼「会期中」のメリットとデメリット
(メリット)
 ・港や作品入口にスタッフが常駐している
 ・営業している商店や飲食店が多い
 ・作品鑑賞パスポートの特典が受けられる
 ・船の便数が多く設定されている
 ・オフィシャルツアーがある
(デメリット)
 ・観光客が多く、ゆっくり鑑賞しづらい
 ・人が多く、順番待ちになってしまいがち
 ・人の映り込みで思うような写真が撮りづらい
 ・船やバスの積み残しが発生する可能性がある
 ・レンタル自転車の確保が大変

▼「会期外」のメリットとデメリット
(メリット)
 ・観光客が少なく、のんびり島旅を謳歌できる
 ・人が少なく、作品の写真が撮りやすい
 ・屋外作品は会期外でも鑑賞できる
 ・リアルな島での時間の流れを体感できる
(デメリット)
 ・屋内作品鑑賞や入館できない施設がある
 ・作品鑑賞パスポートの特典が受けられない
 ・船の便数が会期中よりも少ない
 ・営業している商店や飲食店が少ない

わたしは今回、敢えて「会期外に、ゆったりと島を満喫するアート旅がしたいなー!」と思い立ちまして。

あれこれ調べたところ「小豆島は屋外作品が多く、会期外でも十分楽しめそう♪」と考え、自分で計画を立てて、小豆島に行ってきました☆


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乗船準備があるので、出港時間の30分前には切符買って車で待機です。車と共に高松港を出発~!

1時間ほどで土庄港に到着しました。
早速、土庄港付近の作品をチェック。まずはこちら!

▼sd01 太陽の贈り物 チェ・ジョンファ(崔正化)

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美しいですね~。
材質は堅そうなのに、作品の造形と景色とが相まって、小豆島らしい柔らかい印象になっていて不思議~!

他にも徒歩圏内に「sd02:対極の美―無限に続く円―(コシノジュンコ)」、「sd3:再び・・・(キム・キョンミン)」の作品があるので、お見逃しなく!


さてさて。
お次は、土庄港から車で10分程度走って、お次は「迷路のまち」へ。


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てくてく歩いて「迷路のまち」をお散歩るんるんー♪
...と思っていたら「あれ??私、もしかして...迷子では...?」な状態に。。。

地図を片手に右往左往していたところ、道行く島の住民の方がお声をかけてくださり、道案内してくれまして。
島の方の温かさに胸がポカポカです。
本当にありがたや。。。

会期中であれば、他の旅人さんに尋ねたり、人の流れに誘導してもらったりができることもあるものの。会期外の場合は、ゆったりと鑑賞できる代わりに、迷子になってしまうと、なかなか人に出会えなくなるので。

皆さんは、しっかりと事前に道の下調べもしていってくださいね...!汗

そんなこんなで、無事、近くの作品と世界一狭い海峡を満喫しました。一部をご紹介です。


▼sd40 La Danse ソピアップ・ピッチ

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▼世界一狭い海峡

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▼sd41 いっしょに/ともだち スタシス・エイドリゲヴィチウ

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楽しみな小豆島ランチは「創作郷土料理 曆」さんでいただきました。オフィシャルツアーでも、水曜開催のランチとしてお世話になっています♪

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オーナーの岸本等さんは、瀬戸内国際芸術祭2016にて「瀬戸内『食』のフラム塾」を受講して、会期中は「本からうまれる一皿~壺井栄と庚申の夜~」を開催されました。
その時、『二十四の瞳』で知られる小豆島の作家壺井栄の文学に描かれた島の食や風習、歴史ある食産業、魚や野菜などの豊かな食材を織り交ぜた創作料理を提供されていて。

そのコンセプトを引き継ぎ、2017年夏に「創作郷土料理 曆」を開店されたんです。

お席につかれたら、お食事提供までの待ち時間は、メニュー表をぜひチェックしてみてください。今からいただく郷土料理を作品の説明と共に楽しむことができます。

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お料理ですが、写真を見ていただいても分かるように、丁寧に作られていた見目鮮やかな一つ一つの食材。それぞれ味がしっかりしていて。美味しくて、もう箸が止まりません。
郷土料理って素朴なイメージでしたが、こんなにも美味しいのか!と衝撃的でした。

ちなみにお店は海の目の前で、景色も最高です。
今後、友人に小豆島のおすすめのランチ処を聞かれたら、絶対に薦めようと心に誓いました。笑


そして、幸せな腹ごしらえが済んだ午後は、醤の郷周辺と坂手港周辺を巡ります。


▼sd24 おおきな曲面のある小屋 島田陽

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▼sd25 オリーブのリーゼント 清水久和

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道向かいの建物内に、リーゼントのかつらも用意されています。ぜひ映えショットを収めてください!笑


▼sd31 アンガー・フロム・ザ・ボトム 美井戸神社 ビートたけし×ヤノベケンジ

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道中、小豆島の素材をたっぷり活かした自家製ビールを造っている「まめまめビール」さんにも立ち寄りました。

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私は定番の「きんまめまめ」と「しろまめまめ」をGET!

「きんまめまめ」は、安田の郷という小豆島米と森製麹所さんの米麹を使用していて。「しろまめまめ」は、オリーブ公園さんのローズゼラニウムとコリアンダーシードが使われているんだとか。


まず、なによりパッケージがすごく可愛んです...!
味わい深い手書き文字にイラスト。
期待が高まります...!

いざ、いただいてみると、クラフトビールらしく個性的なので2本とも全然違う美味しさでした。
日本酒好きにウケているという「きんまめまめ」が、これまで飲んだクラフトビールの中で三本の指に入るレベルで私は大好きになりました!笑


とまあ、今回は「会期外」の小豆島旅をご紹介しましたが、もちろん「会期中」だから楽しめるイベントやアート作品が多いのは事実。

「特定の作品を見たい!」なんていうときは、会期外でも見られる作品なのか、会期中でないとみられない作品なのかどうかを、しっかり調べて計画を立ててくださいね!

コトバスエクスプレスの降車場所となる「JR高松駅」から徒歩6分の「高松港」から小豆島 土庄港行きの船が出ています。

※詳しい情報は外部サイトをご確認ください。

【四国フェリーグループ】
サイト https://www.shikokuferry.com/

#四国 #香川 #瀬戸芸 #会期外 #小豆島

この記事を書いた人

コトバススタッフ
コトバススタッフ

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