瀬戸内国際芸術祭2022 小豆島
瀬戸内国際芸術祭も残りわずか。
というわけで、滑り込みでオフィシャルツアーCコース 小豆島へ行ってきました!
高松港から乗船しますっ!うーん、青々としていい天気!!
ゾウさん号に乗って行きます。かわいい~!!!!
あっちもこっちもゾウさん!
デッキにはメリーゴーランドもありました!
ほのぼの楽しい船旅です。笑
小豆島に着いたら、船からバスに乗り換えて。
まずは紅葉の名所、寒霞渓へロープウェイに乗って向かいます。
小豆島のほぼ中央に位置する寒霞渓(かんかけい)は、島の最高峰星ヶ城山と四方指の間にある渓谷。約1300万年前の火山活動により、安山岩層や火山角礫岩などの岩塊が長い年月を経て作り上げた絶景が見所で、日本三大渓谷美の一つとされています。
高所恐怖症の私は、ドキドキが止まりません......!
そんなプルプルと震えるわたしを乗せながら、ぐんぐん進むロープウェイ。高低差317mをたった5分で移動します!
最初は下ばかり見ていた私も。だんだんと広がる視界いっぱいの景色に、テンションが上がって。パシャパシャとひたすらシャッターを切って。気が付けば、あっという間に、山頂に到着していました。笑
空中散歩中は、紅葉は未だ始まったばかりで緑が目立つ景色でしたが。山頂では色づいている木々も多くて、しっかりと秋を感じることができました。
展望台から見える穏やかな瀬戸内海と緑豊かな島々との調和が美しいです。
こういう景色を見ていると、田舎生まれで良かったー!と心底思います。笑
あ、あとは。
瀬戸内国際芸術祭作品「sd54.空の玉」も忘れずにパシャリ。
作品までの道中、結構ガタガタした道を歩くので。
お越しの際には、歩きやすい靴で行くことをお勧めします◎
さて。
小豆島の絶景を堪能した後は、「福武ハウス」へ。
瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターである北川フラムさんもイチオシの場所です!
『アジア・アート・プラットフォーム2022「Communal Spirits/共に在る力」』と題して、夏会期と秋会期中、福田地区内の5つの空き家を会場に様々な作品が展示されています。
テーマが「アジア」ということもあり、どこか身近で懐かしく。でも、どこかで全く違う価値観が元になっているような。とはいえ、いつか自分もそっちに巻き込まれている未来を感じるような。不思議な世界体験をしました。
そして、お昼ご飯も「福武ハウス」で"福田の潮風弁当"をいただきます。
湧水を利用した山の頂にある棚田米や、森の中で育つ原木椎茸、温暖な気候に適したオリーブに柑橘、畑で採れた野菜たち。
素材の味が一つ一つ際立っていて、丁寧に食べたくなるお弁当でした。
お弁当を食べた後は、併設「葺田の森テラス」で食後のドリンク。
生姜大好き人間の私は「シトラスジンジャー」を注文したのですが、辛口ジンジャーがとんでもなく好みで! 写真を撮るのも忘れて、ぐんぐん飲み進めてしまった結果、飲みかけのお写真でスミマセン。。。
福田地区の次は「はじまりの刻」へ。
旧ゴルフ場の5番ホールに設置されたこの作品。
ひび割れたたまごの隙間から芽生える植物。
そして、分かりますかね? ウクライナ領土のような形の欠片を......。
世界中のアーティストが集まって開催される瀬戸内国際芸術祭。
もっと、世界が、平等で、お互いにお互いを思いやれる、否定することなく尊重できる。そんな世界が瀬戸内のこの小さな土地から、もっと、もっと、広まれば良いな、と強く思うばかりです。
最後は、小豆島といえばコレ!
中山地区の棚田の中にある、ワン・ウェンチーさんの新作「ゼロ」を体感しに行きます。
約4000本の竹を織り込んで作られたバンブードーム。地元の方やボランティアの方々の協力ナシにはできないこの作品。精巧に組まれた竹のしなやかな強さに、心が安らぎます。
秋の収穫時期を迎えている棚田。
「棚田」という人の営みの中にある、という点がこの作品の季節の移ろいを感じさせて、より一層、魅力的にしているんだろうなぁと思うのでした。
▼瀬戸内国際芸術祭2022オフィシャルツアー
https://setouchi-artfest.kotobus.com/
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コトバスエクスプレスの降車場所となる「JR高松駅」から徒歩7分の「高松港旅客ターミナルビル」がオフィシャルツアーの集合場所です(一部例外の集合場所あり)。
※詳しい情報は外部サイトをご確認ください。
【瀬戸内国際芸術祭2022】
サイト https://setouchi-artfest.jp/
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